華宝会公演 案内

本年も華寶会にお越しいただき有難うございました。
来年も皆様がお越しいただける様、一同精一杯勤めてまいります。 今後とも宜しくお願い致します。

 来年の華寶会は、7月8日(土)二時 宝生能楽堂にて、 卒塔婆小町 殺生石 の二番を予定しております。 



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静ト動 ~観世・宝生 異流共演の面白さ

7月10日(日) 午後二時開演

宝生能楽堂(水道橋)
(地図 http://www.hosho.or.jp/nohgakudo/




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≪番組≫

 観世流
鸚鵡小町 おうむこまち
 年老いた小野小町の事を聞いた帝は一首の歌を勅使に託し返歌を求めた。小町は賜った御歌から一字のみを変えて返歌とする。これこそ鸚鵡返しの技法と述べ、和歌の六義、徳を語る…
: 野村四郎(シテ)、野口敦弘(ワキ)、一噌庸二(笛)、大蔵源次郎(小鼓)、柿原崇志(大鼓)



 和泉流
萩大名 はぎだいみょう
 狂言。田舎大名が太郎冠者のすすめで萩が盛りの庭見物に行くことになったが、その庭の持ち主は歌を好み見物客に所望するという。太郎冠者は歌を詠めない大名に一首の和歌を教えるが…
: 野村万作(シテ)、高野和憲(アド)、石田幸雄(アド)



 宝生流
雷電 らいでん
 憤死した菅原道真が死後、祟り神と成って宮中で猛威を振るった伝説を基にした一曲。宝生流では長らく「来殿」の字が充てられて演じられてきたが、本公演では近年復曲した「雷電」の形で演じられる。
: 朝倉俊樹(シテ)、野口能弘(ワキ)、野口琢弘(ワキツレ)、吉田佑一(ワキツレ)、内藤連(アイ)、寺井久八郎(笛)、住駒匡彦(小鼓)、国川純(大鼓)、観世元伯(太鼓)